今回は雑記です。
みなさん、お外でボードゲームしますか？
僕はキャンプなどのアウトドアの趣味もあるので、ソロキャンプの時はともかく誰かと行くならボードゲームの一つも持って行きたくなるのです。そういう時に選ぶゲームはやはり携帯性とゲーム中の場所の取らなさが重要になります。小箱のカードゲームなんかは携帯性抜群です。テーブルの上が料理油で汚れていて使えないとしても、カードなら誰かのバッグの上でも遊べます。トランプが旅行のお供とされていたのも納得です。
しかしカードゲームじゃないゲームでも遊びたいのです。せっかくアウトドアにいるのだからアクション要素のある軽いゲームが良いと友人は言いますが、僕はお外で重量級の重ゲーがやりたいのです。お外で「マラカイボ」だってやりたいぞ。なんなら大自然の中で麻雀を4半荘くらいしても良いくらいです。
※その昔ビーチに麻雀卓を持ち込み半日ずっと麻雀を打っていたことがあり、全身が日焼けでただれてから屋外麻雀は禁忌となっています。
さて、僕のオールタイムベストゲームでもあり、ポイント戦でなら1～2時間は遊べるバックギャモンというゲームがあります。そこで先日友人たちと行ってきました。山奥の渓谷でデイキャンプ・バックギャモンです。
まだ少し肌寒いですが、素晴らしい渓谷を満喫して、静岡県のハンバーグの名店「さわやか」と同じ工場のラインで作られていたと噂の100％ビーフでハンバーガーを作り、目も腹も満たされた後はボードゲームで頭脳を満足させましょう。
自然の中で古典ゲームを広げると、なんでしょうか、竹林の七賢の気分というのでしょうか。曹操とかこんな事やってたんじゃないのと思います。優雅かつ知的！最高です。
車で来てるのでノンアルコールビールを用意してきたのです。僕は今回運転しないので微アルを飲んじゃう。バックギャモンしながらちょっと横に手を伸ばせば川で冷え冷えのドリンクが。最高じゃないですか。
よし、ゲームスタート！
しかしゲーム開始直後に問題発生。バックギャモンのチェッカーがボード上から滑り落ちる。そうです。石は平らじゃないのです。僕の自慢のペンドルトンのロールバックギャモンは、平らな所じゃないと何もかもスルスル滑るのです。マグネット式なら遊べたのに。絵面は最高なのに…。
テーブルゲームというだけあってテーブルは最低限必要ですね。今回ワイルドキャンプだったので余計なテーブル類は持って来ていません！
ノンアルビール飲んだら撤収です。いやちょうど良かったんです、4月とはいえ寒気が来ててすごく寒かったし、あのままあんな所でゲームしてたら死んじゃってたかも。などと言いながら帰りました。
やっぱりアウトドアで遊ぶならカードゲームくらいが良いんじゃないでしょうか。ペンドルトンのバックギャモンも使いたいので、今度ちゃんとしたテーブルでキャンプした時にまたリベンジしますけども。でもバックギャモンって2人専用だし、やっぱりカードの方がいろいろと融通が利くんですよね。トランプも持って行こう。
僕にはわかっていた事ですが、アウトドアで細かいトークン大量に使って3時間以上かかるような重ゲーやりたがるのは、次の手番の事も考えられない奴だけなのです。アウトドアで重ゲーはないですわ。アウトドア「マラカイボ」とか正気を疑うレベル。
クリベッジならアウトドアで遊ぶにはちょうど良いかもしれません。工夫すれば4人まで遊べるし、小型のクリベッジボードを持って行けばどんな岩の上でもプレイできそうです。トランプってやっぱりすごいですね。
というわけで、お外で無理してボードゲームする必要は全くないけども、キャンプのついでに何か持って行くならカードゲームがオススメですよ。寒い日は暖かいお家でボードゲーム会をしましょう。という実に教訓的なお話でした。
