もくじ
『ドラダ』の簡単な説明
こんな感じのゲームです
各マスの説明
感想など


『ドラダ』の簡単な説明

2~4人用。プレイ時間20分~。この記事を書いている時点のBGGでは4人プレイがベストとなっています。
ルール難易度は簡単。1988年に出たゲームで、古臭く地味な見た目のすごろくです。そして、とても面白いのです。

テーマ性のない無機質なデザインのアブストラクトで、スタートからゴールまで行くすごろくです。もちろんそれだけではない工夫もあります。後年になってリメイクされています。

ドラダ

ドラダのメインボード。シンプルすぎる

4人プレイが最高で、2人で2色を受け持って遊ぶのも楽しいです。3人だとちょっとプレイ感が変わるので2人か4人でのプレイをオススメします。

古いゲームなので中古で探すしかありません。それでも今だに人気があるようで中古市場にはよく出回っています。


こんな感じのゲームです

まず各プレイヤーは色を選びます。
1色につき4つのコマがあるのでスタート地点に積んでゲームスタートです。

ドラダ

スタート地点に4つのコマを積んで置く

このコマは全て裏が赤くなっています。赤くない方を表として進めます。

ドラダ

コマの裏が赤いのには理由がある

手番のプレイヤーはダイスを振ります。自分のコマを一つ選び、出た目だけ進めます。自分のコマならどのコマを動かしても構いません。

コマの動かし方のルールは単純です。

他のコマがいるマスに進んだら、すでに置いてあるコマの上に重ねて置く。

上に他のコマが乗っているコマは動かすことができない。

これだけです。


ゴールが少々特殊です。

ドラダ

ゴールには得点が書いてある

このドラダでは、一番最後にゴールしたコマが最も高得点になります。ゴールに書いてある点は、一番最後にゴールしたコマが100点、2番目に遅くゴールしたコマが80点、というような意味です。

ドラダ

ゴールしたコマは積み重ねる

上の画像の場合、一番最初にゴールした青は50点で、紫は60点、緑が80点、黄色が100点です。この後で他のコマがゴールしたらそのコマが100点になるわけです。

各マスの説明

赤いマスは何もない安全地帯です。そのままそこに止まれます。
先に他のコマが止まっていたら、そのコマの上に乗ります。下のコマは上のコマがいなくなるまで動けません。

ドラダ

赤いマスは安全地帯。上に乗られると動けない


白いマスは恐怖の穴です。白いマスに止まってしまったコマは、裏返って赤い側になります。そしてゲーム終了までそのまま動けなくなります。他のコマは、もうそのマスは普通の赤いマスと同じ安全地帯として止まることができるようになります。

ドラダ

白いマスは穴。落ちたコマは橋となってゲームから脱落する


マーブルっぽい柄のマスはゴール直行です。止まったコマはそのままゴールにワープします。
先にゴールすれば高得点というゲームではないので嬉しくないですが、穴に落ちるよりはゴールしたほうが良いかもしれません。

ドラダ

ゴール直行マス。タイミング次第では嬉しい


プラスやマイナスの数字が書いてあるマスは、その数だけ進んだり戻ったりするマスです。
このマスで移動する時だけは他のコマを飛び越える特殊ルールなので注意してください。マスの効果で移動した時は他のコマの上に乗れません。

ドラダ

マイナス3のマス。ゲーム中で最も活用するマスかもしれない

以上でマスの説明は終わりです。
ゲームのルール的にもこれで全てです。


感想など

見た目すごろく、中身もすごろく、昭和の雑誌の付録かと思うようなゲームですが実際やってみるとすごく盛り上がります。
ルールのインストは5分で終わりです。同じすごろくシステムでありながら「グレート・ウエスタン・トレイル」や「マラカイボ」のインストが1時間くらいかかることを思うと驚きのシンプルさです。すごろく界の両極端のように感じますね。ゲームプレイ時間もさっくり20分です。

ドラダ

ゲーム終了時の盤面。裏返ったコマたちが無念

白マスの穴に落ちると人柱になってしまうので、絶対に穴には落ちないように進めたいですよね。でもまぁ自分のコマは4つもあるので穴なんかそうそう簡単に落ちないように思うのです。ところが実際は上に乗られたコマばかりになってしまって、唯一動かせるコマは絶対穴に落ちてしまうダイス目が出る事がよくあります。
穴の場所とプラスマイナスのマスの場所がよく考えられていて、中盤から後半のマスが混みあってくると簡単にスポッと穴にハマります。

ダイス運だけの運ゲーではないことはすぐにわかると思います。自分のコマが安全に動ける目をそれぞれのコマで分けることで生存率は上がりますし、コマをスタート地点からなるべく動かさないように残す事もゴールを遅らせる手段の一つでしょう。なるべく相手のコマの上には乗りたいですし、マイナスのマスも活用してゴールを遅らせたいですね。

ドラダ

終了時は大体こんなゴール状況になる

「ギャー!穴に落ちた!」「おやずいぶん踏み心地の良い地面じゃないか」「ウ!穴かゴール直行の二択になってしまった」とわいわい遊んだ後で、プレイした人は「もっとテーマ性のあるデザインにしたらいいのに」とよく言います。でも僕はこのなんだかわからない無慈悲なマーブル模様の世界で、踏み台にしたりされたりしつつ健気に頑張るディスクコマ達が好きです。後年リメイクされた際の動物や、SFのような物語性のある世界観ではなく、このデザインだから出る良さもあると思いませんか。

というわけで古いながらも今も語り継がれ、遊び継がれているすごろくゲームです。簡単かつ盛り上がる良いゲームです。