クルーズ旅行再び。今度はボドゲで遊べたよ

リピーター割引50%オフという暴力的な割引にまんまと乗せられて、帰国2か月で再びクルーズ旅行してきました。

今回は前回の反省を生かして、怖気づかずに話しかけまくりました。
なんと航海中にトリプル台風が発生。観光する予定だった港に停泊できずに終日航海だったり、帰国下船日に横浜港が台風で封鎖されていたりで暇を持て余している人が多かったのもチャンスとなりました。


午前10時から「コントラクトブリッジ愛好者の集い」というイベントがあったので参加してみました。

クルーズ旅行でコントラクトブリッジ
コントラクトブリッジは難しいので僕だけカンニングペーパーを使っている

コントラクトブリッジはほとんど経験がなく、ルールを軽く知っている程度で突撃しました。なんとその時点で参加者は3名だけ。僕が来てやっとプレイができると言って逃がしてくれませんでした。
全員年配の女性で、中国、アメリカ、日本からの乗客でした。日本人は一人だけなので拙い英語でルールを聞いたり教えてもらったりしながらプレイ。
アジア圏の人の喋る英語の方が聞き取りやすいのは何でしょうね。アメリカ人のネイティブ英語は全然単語が拾えなくて難儀しました。それでもゲームは共通言語なのでなんとかなりました。

そもそもコントラクトブリッジが超難しくて、普段遊んでいるトリックティキングの難度上位互換と言った感じで参りました。チームメイトに迷惑かけっぱなし。
お話していてわかったのは、各国ともにコントラクトブリッジプレイヤーの老齢化が進んでいるらしいこと、世界中の各都市にブリッジクラブがあること、僕のような若手は大歓迎されるということでした。僕も若くはないのですが、この集いには老齢の方しかいませんでした。こんな複雑なゲームを良くプレイできるなと感心しました。

途中、後ろから僕にアドバイスしてくれていた男性がいました。ニュージーランドから来たウェス氏で、やはり年上でしたが話しやすかったので午後のクリベッジに誘ってみました。

海上でクリベッジ
クリベッジですごい高得点を出してしまった

ウェス氏が快諾してくれたので午後2時間ほどクリベッジをしました。
クリベッジを海上でプレイするのは感慨深いものがあります。たしか潜水艦乗りがプレイするゲームでしょう?
24点という生涯最高得点を出したりして楽しく過ごしました。「WAO!ブリッジなら負けないから明日の朝またブリッジしに来なさい」とのこと。クリベッジくらいが熟考も必要なく会話も楽しいのでいいですね。


別の日、プールサイドでカードゲームを遊んでいる人々を発見。声をかけてみました。

クルーズでUNOフリップ改
何とオリジナルルールのUNOだった

北海道からいらしたご家族で、UNOフリップというゲームに自作のオリジナルルールを追加して遊んでいました。頼み込んで参加させてもらいました。
そもそもUNOフリップがトリッキーで面白いゲームなのですが、ワイルドカードプレイ時はダイスロールで各種効果適用というバランス調整がしてあって、素晴らしいゲームになっていました。特にゲーム開発などの関係者というわけではなく、お子さんと楽しく遊べるような改造をしていった結果完成したそうです。
家族団らん中に突然僕がずうずうしく乱入しても快く受け入れてくれて、まさに一期一会という感じの良い時間を過ごさせていただきました。

一期一会と言いつつも船を降りるまでは再会のチャンスがあるもので、後日プールサイドでまたお会いできました。この時は僕が図書室から持ち出してきたドミノで遊びました。

クルーズでドミノ
船のドミノは渋い黒ドミノ

ドミノは5アップでしばらく遊びました。倒さないドミノは初めてということでしたが、楽しんでもらえたようで良かったです。ドミノは倒さないゲームなんだぞと北海道でも啓蒙活動してほしいですね。

下船日が近くなると、締めはやはりコントラクトブリッジに強制参加という事で、この数日毎朝参加して叩き込まれた技術を駆使して戦いました。

クルーズでブリッジ
がんばりました

クリベッジで遊んだウェス氏とパートナーになり、女性チームと戦いました。まぁボコボコにされたのですが、真剣勝負というより全員が僕にアドバイスしながらのゲームでした。
アドバイスも英語なので三分の一くらいわかっていなかったのですが、ハハーン、アイシー言ってごまかしてました。まぁバレてたな。

他には下船前日に行ったカジノでこんなん出しました。

クルーズカジノ
15絵柄全部同じになったよ

最高絵柄が全部そろったよ、ということで翌日下船しました。


今回は初めて会った人々と船内でコントラクトブリッジ、クリベッジ、UNOフリップ改、ドミノ、などで遊ぶことができました。大満足です。
僕の英語力は中学3年生程度だと思っているのですが、それくらいでもゲームという共通言語があれば意思の疎通は何とかなります。これから海外の方にもどんどん話しかけて遊びたいですね。

でもクルーズ船という特殊な環境でしか、暇を持て余している多国籍集団とは遭遇できなさそうですね。こういう出会いのためにまた船に乗りたいなと思っています。とはいえしばらくは陸上で生活します。なんかまだ揺れてる気がするんですよね…。