もくじ
『ザ・ゲーム』の簡単な説明
こんな感じのゲームです
感想など


『ザ・ゲーム』の簡単な説明

1~5人用。プレイ時間20分~。この記事を書いている時点のBGGでは3人プレイがベストとなっています。
ルール難易度は簡単。普段ボードゲームをしない友人とでも遊べるような良いゲームです。

一応ストーリーとしては「悪魔たちが人間界にやって来るのを協力して阻止しよう」というお話がありますが、アートワーク違いのバージョンでは全く触れられていません。協力してカードを全て並べきるのが目的のゲームです。ただし手札について話し合ってはいけません。

ザ・ゲーム
こっちのドクロ絵柄のバージョンの方が一般的かも

5人でやったことはないですが、3人以上だと難しくなるような気がします。コミュニケーションができないのが楽しいコミュニケーションゲームという面があるので、当然ですが1人だと単なるソリティアになってしまいます。

カードには数字しか書いていないので言語依存はありません。絵柄のバージョン違いだけでなく、微妙にルールが違う続編や対戦タイプなど多種あるので購入時に間違えないように気を付けましょう。個人的にはクワンチャイ・モリヤ版がポップで好きです。


こんな感じのゲームです

「1」と「100」と書かれたカードが2枚ずつあるので場に並べます。
他のカードはすべてシャッフルして山札とします。各プレイヤーは山札からカードを6枚ずつ(2人プレイなら7枚)引きます。

ザ・ゲーム
ポップなクワンチャイ・モリヤ版。悪魔とか全然関係なさそう

手番のプレイヤーは、場に出ている4つのカードの上に手札のカードを出していきます。「1」のカードには昇順で、「100」のカードには降順でしか置くことができません。つまり、「1」の山の上に「7」を置いたら、その「7」の上には「8」以上のカードしか置けません。「100」の山の上に「98」を置いたら、その上には「97」以下のカードしか置けません。
重要かつ特別な置き方として、1の位の数字が10ぴったり離れている場合だけ、数字を戻すことができます。
(例:「1」の昇順の山に「75」が置いてあるとき、もし手札にあれば「65」を出すことができる。)

手番のプレイヤーは手札から必ず2枚は場に出さなければいけません。手番終了時には出した枚数ぶん山札から補充します。
そして、絶対に手札のカードの数字を他プレイヤーに伝えてはいけません。「その山にはもう置かないで」はOKですが、「その山は次に数字戻せるから何も置かないで」はアウトです。山の一番上のカードと10違いのカードを持っているのが明確にわかってしまうからです。

ザ・ゲーム
どんどんきつくなっていく

山札のカードがなくなって、手札も出し切ったらプレイヤー達の完全勝利です。
どのプレイヤーももうカードを場に出せなくなった時に、山札と各プレイヤーの手札を合計して9枚以下であればプレイヤー達の勝利。10枚以上のカードが残っていたら敗北となります。


感想など

この「ザ・ゲーム」というゲームには特に思い入れがあります。アナログゲームからしばらく離れていた僕に、ボードゲーム熱を復活させてくれるきっかけになったゲームだからです。とてもシンプルなのにすごく面白くて「あぁゲームって楽しかったっけ」と思い出させてくれたゲームです。

カードの数字を伝えてはいけないルールなのですが、「具体的な数字を言わなければある程度OK」とルールブックに明記されています。この解釈がどのくらいゆるくなるかで完全勝利できるかどうかが決まると言っても過言ではありません。ゆるっゆるのメンツで遊ぶと「あーッそこはダメ!その山には何も置いちゃダメです!次に何かが起きるかもしれないから!」くらいは平気で言いますし、言われた方も「じゃあこっちにしよう」と山を変えたりしかねません。カード置く前に山を指さして「ここに置くよ?ここに10じゃ戻せなくなるくらい離れちゃう数字置くよ?」「それは困るからこっちの山の方がいいかな」「じゃあこっちにしますわ」くらいのやりとりもします。厳密にはダメなんじゃないかと不安になりますが、それくらいゆるくないと完全勝利は難しいのです。

ザ・ゲーム
困っている

手札的にどうしても20以上離れた数字しか置けない事があり、その時には伏し目がちに「すまない皆…これが精いっぱいなんだ」などと言いながら出します。すると口々に「こいつ悪魔の手先だ」「人間を裏切ったな」となじられるわけです。※一応プレイヤーは悪魔軍団が人間界に来るのを防いでいるエクソシストか何かという設定なのです。
ありがたいことに誰かが10若返らせてくれたら「なんとまばゆい…」「お前からホーリーなパワーを感じる」などと褒め称えましょう。

ルールを読んだ時点では何が面白いのかさっぱりわからないのですが、遊んでみると衝撃的に面白いです。協力プレイということもあって初心者にも優しいので、普段ボードゲームで遊ばないような友達を誘ってみましょう。その友達をボードゲーム沼にはめこむのにピッタリです。
様々な亜流フォロワーを生んだ名作カードゲームです。一度遊んでみてください。