みなさんはダイスタワーを使っていますか?ダイスタワーは
・インチキ防止
・ダイスをテーブルに転がすより制御しやすい
・音が良い
などの理由で使う、ダイスを転がすための道具です。ダイスを使うゲームを手に入れると急に欲しくなります。でも、なかなか納得できるダイスタワーには巡り合えないものです。
今回は僕が所有しているダイスタワーを紹介するだけの雑記です。


まずはオーソドックスな塔タイプ

ダイスタワー
正統派の趣き

塔のダイスタワーはまさにタワー。2021年現在、よく出回っているようでネットショップ等で手に入れやすいです。木板数枚とネジだけが送られてくる安価な物で、自分で組み立てました。
ダイスタワーとしての使い勝手はとても良く、見た目も気に入っています。謎の中二魔法陣や紋章などが描いてありますが、ダイスを多用するTRPG的なファンタジー世界観と思えばそんなに変なデザインでもないと思っています。欠点はダイスの転がる音が大きなことくらいでしょうか。

次はドラゴンタイプ

ダイスタワー
ドラゴンタイプもよく見かける

ドラゴンタイプのダイスタワーです。これもネットショッピングしてるとよく見かけます。やはり薄い木で組み立てるタイプですが、これはネジではなくはめ込み式です。持ち上げたりする時にはめ込みが外れて分解しやすいので、木工用ボンドで固定してしまいました。
これは塔のタワーよりも背が低くてコンパクトです。デザインも塔タイプより一層ファンタジーに寄っていて、雰囲気重視であれば使うゲームを選ぶかもしれません。ダイスタワーとしての使い勝手はまぁまぁです。ダイスを投入するあたりにドラゴンの頭や尻尾が突き出ているので、ダイスが多いと少々邪魔と思う事があります。高さがないのでダイスの転がる音は控えめです。

次は折り畳めるタイプ

ダイスタワー
シンプルなタワー

折り畳めるタイプのダイスタワーです。これは海外から個人輸入で購入した物ですが、最近は日本でも流通しているかもしれません。小さめのダイスタワーで、折り畳んで箱型にできます。

ダイスタワー
畳んだ状態

畳んでも高さがなくなるだけですが、そこそこコンパクトになります。マグネットである程度は固定されるので、中にダイスなどを収納して持ち歩いたりするのに便利です。ただし、ダイスタワーとしての使い勝手にはちょっと難があります。

ダイスタワー
皿が深いのでダイスが見えない

塔がすっぽり畳めるようになっているので受け皿部分が深いのです。深すぎて肝心のダイスが隠れてしまって見えません。狭くて壁の高い場所にダイスが転がり出てくるので、上から覗き込まないとダイス目を読むこともできない本末転倒な感じ。という事でこのタワーはあまり使っていません。

最後はぺったんこに折り畳めるタイプです。

ダイスタワー
これが一番お気に入り

最後は5ミリ程度の厚さに折り畳めるタイプです。これは一目惚れして海外から個人輸入したもので、よくある折り畳めるダイストレイに塔部分を増設したような作りになっています。壁面にドラゴンの模様がありますが目立ちません。外側はフェイクレザー、内側はフエルト地で、結構な大きさがあります。

ダイスタワー
広げるとこうなる

広げてしまうとA4用紙1枚半くらいの大きさになります。

ダイスタワー
畳んだ状態

畳んだ状態でもきれいな正方形にはなりませんが、かなりコンパクトになります。厚みは5ミリくらいです。バインダーやファイルに入れてしまえるので持ち運びにとても便利です。僕はルールブックをまとめたフォルダにこのダイスタワーを挟んでいて、外出先でボードゲームをやる時にはそのフォルダごと持参しています。
組み立てると大きくて使いやすいですし、素材がフェルト地とフェイクレザーなので音が響きません。手持ちのダイスタワーの中ではこれが一番気に入っています。


以上、ダイスタワーの紹介でした。
使わなくてもプレイ自体には問題ないかもしれませんが、あるととても便利です。公正に遊べている感があるのはダイスタワーが一番ですし、雰囲気も出るのです。僕はダイスを使うゲームならほぼ必ずダイスタワーを使います。唯一ダイスタワーを使わないのはバックギャモンで、あれはダイスカップで遊ぶところに良さがあると思っています。
グランド オーストリア ホテル」などの大量にダイスを振るゲームで、ドバーッとダイスをダイスタワーに投入する醍醐味は他ではなかなか味わえないものです。ぜひ体験してみてください。