「Batt'l Kha'os」の感想など
2人専用のゲームです。タイル配置のエリアマジョリティなので、カルカソンヌっぽいかと思うと全然違います。
人間とオークの間の戦がテーマです。
手札のタイル3枚から選んで場に出していきます。
塔のタイルの四隅を取り合います。当のタイルの四隅の角が四方全てを他のタイルで囲まれた時に、敵より多くの自軍兵士がその角にいたら得点を得ます。
5つの特殊能力も駆使して戦います。
先に既定の得点を得たプレイヤーが勝利します。
感想など
アブストラクトではないものの、ほぼそれ系のゲームと言っていいと思います。先読み必須の詰将棋のようなシステムでした。つまり苦手なやつです。
とはいえその手のゲームとしてはかなり面白く遊べました。特殊能力があるのも楽しさの一因になっています。敵も全く同じ能力を同じ個数ずつ持っているので、相手が何を持っているか考えてそれも込みで先を読む必要があります。けっこう難しいです。
うかうかしてるとあっと言う間に終わります。1枚のタイルの配置がかなり重要な一手となるので、無駄に1枚置いたら負けと思っていいと思います。
塔のタイルをいつ追加で出すかが重要な気もしますが、手持ちのタイル状況でタイミングを計るのでしょう。難しい…。
タイル配置系のゲームの中ではかなり戦略性が高いと思います。ルールはシンプルで、すぐ理解できます。短時間で遊べますし、好みが合致する2人なら延々と遊べてしまいそうです。先読みと慎重さが要なので、しばらく長考してしまう人はいるでしょう。
僕は苦手な類のゲームなのですが、好きな人にはがっちりハマりそうだとも思います。