「Coldwater Crown」コールドウォータークラウン の感想など

有名な釣り大会のゲームです。海・川・湖の各釣りスポットで賞に値する魚を釣り上げましょう。

システムはワーカープレイスメント&バッグドローです。

個人ボードとして餌箱があり、それにバッグから引いた餌を4か所ごとに置いていきます。

Coldwatercrown
各仕切りには置ける餌の最大数がある

メインボードではワーカープレイスメントをします。手持ちのワーカーコマを置き、その次に盤上のいずれかのワーカーを回収することで2アクション行います。
ワーカーには1と2の面があり、回収時に裏返します。2の面の方がお得なアクションができます。

Coldwatercrown
海川湖の釣り場と餌の補充ができる港がアクションマス

必要な餌を貯めたら釣りスポットへワーカーを置き、餌を支払って魚カードを取ります。
名人釣り用の魚というのが別であり、そちらはミッションクリアボーナスという感じになっています。

誰かが12尾の魚を釣ったらゲーム終了です。各賞を誰が取ったのか確認して最終得点を計算します。


感想など

不思議なことに本当に釣りしている感じがしてきます。どんなサイズの魚が釣れるのかは完全に運ですし、何色の餌を入手できるかも運です。釣りゲームなので運要素強めでもそんなもんだろうと納得してしまいます。

Coldwatercrown
各エリアで釣った魚種のうち最も大きいサイズの物だけが得点になる

賞レースなのでそれに向かって釣り続けるのですが、賞がかなり種類豊富なのでどれに行こうか悩みます。なるべく人と被らない方がいい気がします。早い者勝ちの賞もあるので、そちらで競っていると他の賞が取れなくなったりしそうでした。

ワカプレとしてのシステムはかなり面白いのですが、手番順とプレイングによってはどうしても毎回能力1のワーカーを取ることになったりします。もしかしたら3人プレイがベストかもしれません。
餌箱は思い通りにいかな過ぎて騒ぎになりますが、思い通りに釣れないのが釣りという事で皆納得していました。ボドゲとしてはお得なテーマかもしれません。

理解してしまえばわかりやすく、しかも本当に釣りをしているような感覚がある妙に味のある良ゲームだと思います。