クルーズ旅行中のボードゲーム事情
今回は雑記です。
2週間ほど更新をお休みしていた間に、前々から興味のあった豪華客船の旅に行ってきました。豪華客船と言ってもランクは様々で、今回のような大衆向けの船なら飛行機の旅より安上がりなくらいでした。ただし時間の余裕は超必要です。
今回乗ったこの船、例の横浜でパンデミック開始の狼煙を上げたあの船だと思うんですけど、そこは深く調べないで乗りました。
旅程は9日間です。そのうち3日だけ観光してあとは船で過ごすスケジュール。海外船なので英語が多少必要なシーンもありますが、日本発着ツアーなので日本語のサポートもそこそこありました。そのうえ日本船では遊べないカジノなどがちゃんとあります。
さて、この船の中には図書室があり、そこにはボードゲームも収蔵されていました。
図書室にあったゲームはベーシックなものがほとんどです。
ゲームも本と同じくらいのスペースを取ってありました。世界中のお客さんに遊ばれるので有名どころばかりです。
麻雀牌、ドミノ、チェス、バックギャモン、チェッカー、囲碁、将棋、トランプ、コントラクトブリッジ用セット、クリベッジボード(!)などのクラシックは全て揃っていました。
他にはモノポリー、クルー、ジェンガ、ヤッツィー、など楽しいパーティゲームが多めでした。ほとんどが英語版です。
船内ではボードゲームをしている人を時々見かけました。
プールサイドのテーブルで「neu」を遊んでいる年配の日本人男女4人組がいました。楽しそうで羨ましかったけど要件があって声はかけられず。
同じ場所ではアジア系の人たちが4人麻雀をやってました。ルールがよくわからなかったです。少しの間見ていましたが、何語かわからない言葉で声をかけられたので笑顔で退散。
カフェでコントラクトブリッジをやっているアメリカ人も見かけました。これは真剣勝負の雰囲気が立ち上っていて近寄れず。
深夜に船内を徘徊していると、9日間でクリアを目指したジグソーパズルがテーブルに置いてあり、「どなたでも参加していいですが、壊さないで。続けています」というメモが添えられていました。
1ピースだけ足して参加しておきました。完成したのかな。
図書室にはその日の無料パズル置き場があり、上の画像のような「今日の数独」のようなのがたくさん置いてあります。自由に遊んでOK。
そのパズル置き場のあたりには乗客の交流伝言板みたいなものがあって、「何号室の者ですがこれで遊びませんか」などというメッセージが書き残せるようになっていました。
僕は航海初日の晩に「○○号室バックギャモンやクリベッジで夜中の暇な時間に遊びませんか」と書いておいたのですが、下船日まで僕以外にその伝言板は書き込まれず、まったく使われませんでした。
さらに船内をバックギャモンTシャツ着て練り歩いても、ついにボードゲームを遊ぶ機会はありませんでした。残念。やっぱり船内でボドゲ仲間を作るのは至難の業です。
例外として、カジノではテーブルにつけば誰でも遊んでくれます。1夜だけカジノで遊びましたが、船独自ルールのブラックジャックなどがあって楽しかったです。
ビンゴなども参加すれば楽しく遊べますね。ちなみにビンゴ大会は商品ではなく賞金です。しかも累積ジャックポット付き。最終日はなんとたまったジャックポットを誰かが取るまで終わらない特別ルール。これは若い女性二人旅の方がジャックポットをゲットしていきました。賞金は20万くらいでした。
洋上ではネットが重いのでほとんど使う人はおらず、思い思いの方法で時間をつぶします。僕もスマホをほとんど使わない9日間でした。船内でやることはいくらでもあるのですが、ボドゲ仲間がいればかなり楽しい旅になると確信しました。
長い休みが取れるようになったらクルーズ旅行おすすめです。