テレストレーションの感想など

テレストレーション、パーティゲームの中でも群を抜いて好きです。
基本的には自分だけが知っているお題の絵を1分で描いて、隣の人に回して何を書いた絵なのか当ててもらうだけのゲームです。
お題の答えを見た隣の人が同じお題の絵を描いてさらに隣に回します。一周したらゲーム終了。最後のお披露目会が大変盛り上がります。

一応勝敗はありますが、もう勝ち負けとかではなく面白く盛り上がるのが目的のゲームなので絵が下手な人がいた方が良いです。断然良いです。むしろ絵が上手い人がいると「あーこれは見てすぐお題がわかっちゃうね」と物足りないくらいです。とはいえ上手な人でも1分で書くのは厳しいお題もあるので、そこはお題選びの運しだいです。

「車」とか「ナス」とかならまぁ簡単なのです。しかし「友情」とかどうやって1分で描くと言うのでしょう。例として僕が描いた「予言」をお見せします。

トランストレーション
僕が1分で描いた予言の絵

災害が来るのじゃ、予言なのじゃと予言者が民衆に言ってるわけです。予言を描けなんて突然言われて1分でここまで描ければ上等でしょう?
でも隣のプレイヤーが僕の絵を見て書いたお題の予想がこれ

テレストレーション
前の人の絵を見てお題を予想して書き込む。そのあと答えを見る。

言われてみれば確かに魔法使いに見えますね。お題の答え見て笑ってましたわ。よしそんなに笑うならお前の描く予言を見せてもらおうじゃないのとなるわけです。

珍妙な絵と珍回答を皆にお披露目して大爆笑して終わるだけのゲームです。これ系は遊ぶメンツによるところが非常に大きいので、遊ぶ人を選んだ方が良いとは思います。最悪喧嘩になるやつなので。僕はこの手のゲームとしては「ゲスクラブ」や「ITO」などより好きです。

1分は短いからといって制限時間を伸ばすのは最悪手です。1分だから上手も下手も同じ土俵にギリギリいられるのです。1分30秒でももうダメでした。上手い人との差が出すぎます。
楽しく遊ぶために1分ルールは厳守しましょう。カラヴァッジョみたいな天才がいたら1分で荘厳な宗教画みたいなの描くかもしれませんが、そんなスキルを持つ人と遊べるなら儲けものです。