もくじ
『ディテクティヴ シーズン1』の簡単な説明
こんな感じのゲームです
感想など


『ディテクティヴ シーズン1』の簡単な説明

1~5人用。プレイ時間120分~。この記事を書いている時点のBGGではベストプレイ人数の票が割れています。2~4人なら楽しめるようです。
ルール難易度は普通。海外ドラマのような捜査官になりきって推理できます。

プレイヤーたちは国際的な犯罪事件捜査機関「アンタレス」の捜査官となって、制限時間以内に難解な事件を解決しなければいけません。アンタレスのデータベースは本当に現実のノートPCなどを使ってアクセスします。

ディテクティヴ

キャラクターを選ぶが能力差などはない。

4人でプレイしてみました。面白いです。ひとりでも面白そうですが、作業を手分けできるので2~3人いるとはかどります。多人数だとテキストを朗読する必要があるので(結構なテキスト量があります)筆記と朗読は分けるとよいと思います。

言語依存があります。完全日本語版で遊びましょう。


こんな感じのゲームです

このゲームは本格的な推理ゲームなので、ネタバレになってしまう可能性があるために概略くらいしか説明できません。

ゲームの箱の中身としてはスキルトークン、メインボードと時間経過コマと現在地コマ、それと事件の捜査カードデッキと顔写真データくらいです。案外あっさりした内容物なので拍子抜けするかもしれません。

ディテクティヴ

メインボードは現在地と残り時間の確認に使う

事件のカードデッキが3つあるのでひとつ選び、シャッフルなどせずに置いておきます。
そのカードデッキに対応する事件の概要がルールブックに記載されていますので読みます。すると、最初の糸口として5か所くらいの訪問先とそのカード番号が最後に書いてありますので相談してどこに行くか決めましょう。
(例:犯行現場へ行くならカード101を読む。または 監視カメラを確認するならアンタレスデータベースでFILE@999を開く)

ディテクティヴ

カードデッキの1枚目は事件のタイトル

今いる場所から別の場所へ行く場合、どこからどこへ行くのにも1時間を消費します。カードを読んだりする事でもどんどん時間が進んでいきます。残り時間が「最終報告」になったらアンタレスのデータベースの最終報告書で事件の答え合わせをしましょう。

ディテクティヴ

アンタレスのデータベース。それっぽい

大事な点として、このゲームはカードを隅々まで読んだとしても「犯人は〇〇だ」とは書いていません。真犯人とその動機を全体の情報から推理して導き出さなければいけないのです。


感想など

これは推理ゲームとしてはかなり面白いです。本当に推理しなければいけないので難易度高めなのとプレイ時間は長くなりますが、推理ドラマ好きなら間違いなく気に入ると思います。やることは海外ドラマの捜査官そのものです。

インターネットを使って遊ぶ必要があって(つまりウェブサービス提供が終わったらもう遊べない)、アナログとデジタルの中間点にあるようなゲームです。ゲームとしては「シャーロック・ホームズ 10の怪事件」と似たような感じで、捜査対象に会いに行ったり犯行現場へ行って情報を得て、誰がウソをついているのかいないのか、動機は何かを読み解いていくタイプのリアル推理ゲームです。

アンタレスデータベースの雰囲気がすごくよくて、FBIのデータベースはこんな感じなのかなと思うようなデザインでもあり、古くはFOXチャンネルのテレビドラマ「ミレニアム」でフランク・ブラックがログインして情報を得ていたデータベースのようでもあります。監視カメラの映像にログインすると本当に動画ファイルを再生しはじめたりして、すごく頑張って作ってあるのです。世界観にどっぷり入り込めます。

ディテクティヴ

ホワイトボードを活用して捜査した。モザイクですみません

時間制限システムもすごく良く機能していて、これのおかげでカードやデータベースの全部の情報を読むことはできなくなっています。とはいえ真実に辿り着くルートは1つではないので、なるべく手詰まりしないようにデザインされているような感じです。面白いのは1つのカードの表を読むと「さらに詳しく調べるならスキルトークン1つ消費して裏を読め」などと書いてあるカードもあります。それを行って新たな事実に出会ったり、あるいは時間もさらに消費したのに役に立たない情報しかなかったりするのです。深追いするほど重要な事なのかどうなのか皆で悩みましょう。

ぜひホワイトボードを活用して遊んでください。雰囲気抜群です。推理ドラマや推理ゲームが好きならひとりででも遊んでみることをお勧めします。腕利き捜査官の気分になれますよ。