もくじ
『The Fox in the Forest』の簡単な説明
こんな感じのゲームです
感想など


『The Fox in the Forest』の簡単な説明

2人用。プレイ時間30分~。この記事を書いている時点のBGGでは当然ですが2人プレイがベストとなっています。
ルール難易度はやや簡単。評価が高く、続編も出たトリックテイキングゲームです。

「The Fox In The Forest」は日本では「フォックス・イン・ザ・フォレスト」として紹介されることもあります。おとぎ話のようなテーマとアートワークのカードゲームです。「ザ・クルー」が出るまでBGGランキングにおいてトリックテイキングのゲームで最も人気があるゲームでした。続編は協力プレイゲームとなっています。

The Fox In The Forest

カードの色は3色しかないが特殊効果がある

2人で気軽にできるトリックテイキングの名作です。アートワークがおとぎ話風でかわいいですが、ゲーム的には特殊効果ありのトリックテイキングなので頭も使います。

カードの効果に言語依存がありますが、短い文章を6種類翻訳するだけでも遊べます。運が良いと日本語訳付きを入手できるかもしれません。


こんな感じのゲームです

トリックテイキングについて知らない方は、「ザ・クルー 第9惑星の探索」の記事に簡単な説明が書いてありますのでそちらを参照してください。

基本的には普通のマストフォロー、切り札ありのトリックテイキングです。

まず各プレイヤーに13枚ずつ配ります。残りの7枚は山札にします。
山札の一番上のカードをめくり、表向きにして置いておきます。このカードのスート(色柄)がゲーム中切り札になります。

スタートプレイヤーがカードを1枚場に出します。次のプレイヤーはそのカードと同じスートのカードを手札から1枚選んで場に出します。同じスートを持っていなかったら何を出しても構いません。
お互い1枚ずつ出して、場に出ているのが同じスート同士なら数の大きい方を出したプレイヤーがトリックを取ります。
お互い1枚ずつ出して、場に出ているのが違うスートならスタートプレイヤーがトリックを取ります。
お互い1枚ずつ出して、場に出ているのが切り札と切り札以外のスートなら、切り札を出したプレイヤーがトリックを取ります。
トリックを取ったプレイヤーは場に出ている2枚を裏返して自分の前に置いてください。

13枚の手札全てなくなったらラウンド終了です。得点計算をします。
得点はラウンド中に取ったトリックの数で決まります。
トリックを取った回数が0~3回は6点、4回は1点、5回は2点、6回は3点、7~9回は6点、10~13回は0点です。
先に21点に到達したプレイヤーの勝利です。


奇数のカードには特殊効果が書いてあります。

The Fox In The Forest

奇数のカードは特殊効果付き。強烈な効果もある

特殊効果はプレイした瞬間に効果が発動します。たとえば、「3」のカードの効果であるキツネは場に出した瞬間に山札の上の切り札表示カードを手札に加えて、手札から好きなカードを選んで切り札表示カードに変更することができます。この効果のおかげで取れなかったはずのトリックが取れることもあるわけです。


感想など

すごくオーソドックスなトリックテイキングかと思いきや、特殊効果がえげつない威力を発揮します。後半になればなるほど何をすれば正解なのか全くわからなくなるゲームです。

得点の線引きが面白いです。ほどほどにトリックを取る分には高得点も狙えるのですが、10回以上取っちゃうと0点になるところがいいです。説明書には「あまりに強欲だとおとぎ話の悪役のようになるでしょう」と書いてあります。寓話の主人公たちのように、遠慮してぜんぜん取らないか、ほどほどにして満足しておくのです。

The Fox IN The Forest

取るか取らないか、効果を使うか悩む

ゲームスタート直後は基本的にはなるべくトリックを取らないようにするのだと思います。途中で取る方向に作戦変更することはできますが、逆はできないのです。中盤くらいの段階でもし3回取っちゃったら5回か6回を目指す方が良いと思います。4回よりはマシです。僕がお伝えできる攻略法はここまでのようです。あとの事は何もわかりません。

特殊効果を正しいタイミングで使うのと、山札のカードの中身の可能な範囲での把握、それとすでに取られたトリックのカードをカウントすること、本当に上手い人はこれ全部できるはずです。簡単なようで奥はかなり深いゲームだと思います。
二人用トリックテイキングはあんまり知らないのですが、これはやっていて楽しい良いゲームです。ただし特殊効果が多いので一般的な多人数用トリックテイキングの練習などには向いてないかもしれません。あくまで2人で楽しむ変則トリテとしておすすめです。