「グルーム」の感想など
自分の一族が最も不幸であれば勝てる不思議なルールのゲームです。
各プレイヤーは5人の一族カードを自分の前に置き、その上にカードをプレイして重ねていきます。自分の一族以外のカードにプレイしても構いません。
カードは透明になっていて、重なっていくカードの最も上の表記だけが適用になります。
不幸である状態で死亡カードを乗せると、その一族は死亡してゲーム終了時の得点となります。
どんなに不幸点がたまっていても生きていては得点になりません。
即時効果のイベントカードなどもあります。
誰かの一族全員が死亡したらゲーム終了です。
感想など
ガンガンに直接攻撃するゲームなので好みは分かれるでしょう。他人の一族に要らないカードを乗せることができるので、目立って点が高いと次手番までの間無事ではいられないのが確実です。
死亡カードは手番中最初に行う事しかできないので、高得点カードを乗せてから死亡させることができるイベントカードは異常に強いです。
アダムスファミリーのような、エドワード・ゴーリーのようなアートワークと世界観で、これは好きな人も多そうです。カードゲームとしてもルールは手軽な感じで良いです。ルールはシンプルでもプレイ感はそこまで短時間ゲームではないですが、次の手番までの間に緊張感が持続する良いゲームだと思います。
カードの材質的にドロー時などに滑りまくってしまったり、新品開封時から反りかえっていたのは少し残念です。透明である必要があるのでこれは仕方ない事かもしれません。
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