「クリーチャー・コンフォート」の感想など

動物たちの冬支度がテーマのかわいい中量級ゲームです。

基本的にはカードのセットコレクションで得点を稼ぐタイプのワカプレですが、ダイスの要素があります。

クリーチャー・コンフォート
春から秋までの8ラウンドで冬支度をするのが目的

プレイヤーは2個の自分専用ダイスを持っています。それプラスで共用ダイスが4つあり、これは早い者勝ちとかではなく自由に使えるダイスです。
毎ラウンドダイスを一斉に降ります。
ワカプレのワーカーを置くアクションマスにはダイスの表記があり、そこにあるダイスの目のダイスを置けない限りワーカーを置くことができません。

ワーカーアクションで素材を取り、集めた素材で得点源のカードを買うのが基本的な流れです。カードの組み合わせで高得点になったりします。


感想など

かわいくて軽くて面白い、最近遊んだワカプレでは一番楽しめたかもしれません。僕はダイスプレイスメントが大好きなのですが、このゲームのダイスはワーカーではなくワーカーはワーカー駒があります。ただしワーカーを置くための条件としてダイスが機能しています。
とは言えギチギチに制限がきつくてストレスがあるかと言うとそんなこともないです。ダイスの出目は割と簡単に操作できますし、共用ダイスも自由にプレイできます。アクションマスも一般的なワカプレとは違い、他のプレイヤーと被っていてもワーカーを置くことができるのでむしろストレスフリーでした。

クリーチャー・コンフォート
カードは手札からコストを払ってプレイしたら点になる

動物たちの冬支度と言うテーマがとてもかわいらしくて好きです。食料をあつめるだけでなく、退屈しのぎできる娯楽アイテムもあったりして微笑ましいです。「そり」と「マフラー」の両方をゲットできたらコンボ得点になったりします。冬眠する気ゼロですね。

かなりアクションマスの数があるので、変な無理をしなければワーカーが無駄になる事はほとんどないはずです。なったらなったで救済措置もあるので優しいシステムだと思いました。
工作小屋で取れる設備タイルがかなり重要で、取れる素材が一つ増えるようになったり、ゲーム終了時の得点が増えたりします。これは早いもの勝ちなのでここだけは多少無理する勝負所になっていました。

クリーチャー・コンフォート
ボードゲームのカードに書かれてるの、エバーデールじゃない?

ダイス振りなどは同時プレイなので、割とサクサク進むゲームです。カードの種類もそこまで多種多彩ではないので一度プレイすればすぐ理解できますし、運の要素もあって盛り上がるとても良いゲームです。今年遊んだワカプレの中でもかなり上位に入ると思います。お勧めのゲームです。