「マスカレイド」の感想など

正体隠匿系のカードゲームです。この手のゲームとしては非常にお手軽にプレイできる軽さが特徴です。

各プレイヤーの手札は一枚だけ、最初の所持金の6コインを13コインまで増やした人が出たら終了。というシンプルさです。
カードには能力が書いてあり、その能力によって他人と手札を交換したりお金を増やしたりします。

マスカレイド
カードサマリーがあるのが親切

手番では伏せた状態の手札の能力を宣言し、コインをもらうなり他人のカードと交換するなりします。この時ウソで能力を使っても構いませんが、ウソだと告発されたら全員で手札を公開し、手札と宣言が異なっていた場合は罰金を払います。
交換する際はテーブルの下でカードを入れ替えますが、実際には入れ替えないまま戻しても構いません。


感想など

手札はテーブルに伏せた状態で置いておくので、ゲームが進むとどんどん入れ替わって自分のカードが何なのかわからなくなります。つまり正体隠匿ハッタリ系かつ記憶ゲームでもあるのです。これは苦手だ。

目的はシンプルでお金をスタートの状態から7コイン増やせば勝ち。全員が女帝や王を持っているかのように3コイン取っていくので「このウソつきどもめが」と思いつつ自分も3コイン持っていきます。一応他人のカードを見る能力などもあるので、そういうのを駆使して戦います。
自分だけが知っている情報でなんとか考えたいのですが、さっき確認したあのカード、今誰かが交換したようなしていないような…となるのが醍醐味でしょうか。

マスカレイド
女帝を持っているフリをして3コイン持っていく輩の多い事よ

カードの種類がけっこうあって、ランダムに混ぜたりすると初心者用の組み合わせとは全く違う遊び方になるはずです。全体的に「クー」に似てる感じがしました。1ゲームの短さもよく似ています。
短時間でサクッと遊べる正体隠匿ゲームです。ウソつかないと勝てませんが、記憶頼りな面があるので本当に忘れてしまえばウソをつく必要もないという事で、ブラフゲームが苦手な人でも遊べるかもしれません。