もくじ
・『侍石 JISHAKU』の簡単な説明
・こんな感じのゲームです
・感想など
『侍石 JISHAKU』の簡単な説明
2人用。プレイ時間10分~。この記事を書いている時点のBGGでは当然ですが2人プレイがベスト。
ルール難易度は簡単。磁石を使った簡単アクションゲームです。
大きさが少しずつ違う強い磁石を使って、器用さとほんのちょっぴりの戦略性を争うゲームです。
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すぐ終わるのでゲームとゲームの間にでもちょっとやるのにピッタリです。アクションゲームですが器用さを競うタイプなので、プレイヤーが激しく動くようなことはありません。
言語依存はありません。海外版でも問題ないですが、日本語版が容易に入手できると思います。
こんな感じのゲームです
いくつかルールがありますが、最も簡単なルールを説明します。
各プレイヤーは磁石を9個ずつ持ちます。
プレイボックスに敷かれたスポンジのくぼみに交互に磁石を置いていきます。
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スポンジに磁石を置いた時に磁石同士がくっついてしまったプレイヤーは、それらの磁石をすべて取ります。
先に手持ちの磁石がなくなった方が勝ちです。
感想など
箱に大きく「戦略ゲーム!」と書いてあるのですが、戦略ゲームの要素はあんまりないです。一応スポンジのどこから磁石を置いていくかの選択はありますが、ほとんど器用さと磁石のS極とN極を見極めるだけの戦いです。
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置こうとする時に近い磁石がクククククッと動くことがあり、その時のひやひや具合とギャラリーの湧きっぷりを楽しむゲームです。くぼみの距離が絶妙なので、山1つ隣ならまだ何とか置けますが、谷1つ隣はおそらくアウトです。壁に面した端っこも活用していくと、だいたい12個前後でそれ以上置くことはできなくなるようです。
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上の画像はかなり上手く置けた時のもので、この状態で触らなくても磁石の何個かはプルプルいってるくらいの絶妙なバランスでした。当然次のプレイヤーの置いた磁石は5個くらいくっついてしまいました。
ゲームの問題点としては一度失敗すると逆転がほぼ無理なのと、磁石の大きさがばらばらで各プレイヤーの条件が同じではない事があります。とはいえ少しの時間にワイワイ遊ぶためのゲームなので、そこまで厳密にやっても興が削がれるだけとも思います。最初にバチーンと磁石がくっつくかどうかをひやひやしながら楽しむのが全てです。
置いてある磁石のS・N極を見極めるために危険な試し置きをするテクニックを駆使するプレイヤーを知っていますが、置いてある石の向きなどによっては試し置きで死ぬので必勝法はたぶんありません。
僕はアクションゲームを好んではやらないのですが、磁石を使うゲームはあんまりないのでコレクションとしてアリだと思っています。